「人生100年時代」を生き抜く、健康で機能的な体づくりをお手伝いしたい

体づくりに興味を持ったきっかけは、腰痛

One Day Design代表の矢野です。

 

私は、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(略称:JSPO-AT)として、老若男女の方々に、ダイエットや体力づくりを目的とした方からアスリートまで、その方に合った“機能的な体”をつくるためのトレーニングを提供しています。

 

私が大事にしているのは、店名「GROUND RULE.」の由来でもある「土台づくり」です。

http://ground-rule.com

私たちの体の状態は、食事や睡眠をはじめとした生活習慣や呼吸・姿勢などと深いつながりがあります。だから、ただトレーニングをサポートするだけでなく、そういった生活の基礎となる部分も含め、トータルでアドバイスを行うことで、少しでもお客様の体をいい状態にしたい。中でも、コンセプトとしても掲げている「Exercise is Medicine(運動は良薬)」についてしっかりとお伝えして、これからの「人生100年時代」を生き抜くことができる機能的な体づくりをお手伝いしたい、と考えています。

 

私が、そのように考えるようになったきっかけは、自分自身がひどい腰痛に悩まされた経験にあります。

 

 

実は、30代後半までITエンジニアとしてバリバリ働いていた私。35歳の頃、腰を丸めた状態で長時間パソコンに向かっていたことなどが原因で、腰を痛めてしまいます。病院で詳しく検査した結果、下された診断は「脊柱狭窄症」。この「脊柱狭窄症」は、背骨の中の神経が通っている管が細くなり、その結果神経を圧迫して痺れや痛みを感じるというものです。医師から「治療に通うように」と言われてしばらく通院していましたが、治療といっても待たされたあげく、テレビや雑誌でよく見る腰痛体操のようなものを行うだけ。忙しい仕事の合間を縫って行くほどの価値を見出せずにいました。

 

「これなら自分で調べてやってみた方が、効くんじゃないか?」

 

そんなふうに感じた私は、もともと身体を動かすことや身体の構造に興味を持っていたこともあり、体について自分で勉強を始めます。そこで知ったのが「ファンクショナルトレーニング」という考え方。これは、「機能的な体をつくるためのトレーニング」のことです。きちんと「使える体」をつくりましょう、というものでした。

 

ひと昔前……1980年代ごろは、「筋トレして走れば体は鍛えられる」いう考え方が主流でした。今も「胸筋をつけたい」「腹筋を割りたい」とただ見た目だけを重視して鍛える人もいます。しかし、本来トレーニングはその人がどのように体を使うのか、使用目的に合わせて行う必要があります。例えば、スポーツをしている人ならその競技に必要な筋肉を鍛える必要があるし、日常生活をスムーズに行いたければ、その人の体の状態・生活習慣に合わせたトレーニングを行わなければなりません。人によって仕事や生活スタイルも違いますから、長時間座りっぱなしの人と立ち仕事がメインの人でも、必要なトレーニングはまったく変わってきます。だから、その人の「あるべき姿」と「現在」とのギャップを埋めていくためのトレーニングを行わなければならないんだということが、体について勉強していくうちにわかってきたんです。

 

また、「脊柱狭窄症」と診断されたものの、それが本当に痛みの原因かははっきりしないことも、勉強していくうちにわかってきました。MRIやレントゲンの画像を見ると、脊柱に問題があるように見えるためそのような診断が下されるのですが、実は昔からずっとその状態で普通に暮らしていた人も少なくないそうです。痛み出す以前の画像を撮影していないことが多いので明確には言えませんが、「ずっと同じ状態だったのに、今までは特に痛まなかった」というケースもよくあるのだそうです。であれば、問題は脊柱ではなく、姿勢などの生活習慣にあることになります。そうであるならば、必要なのは、正しい姿勢を維持するためのトレーニングや動作のクセを正すこと。腰痛の原因がどこにあるかを見極めて、必要な筋肉を鍛えたり、硬くなってしまった筋肉をしっかり解したりしていくことで腰痛の改善につながることを知り、その人に合わせたトレーニングの重要性を感じるようになりました。

 

私自身、こういった機能的なトレーニングを勉強の傍ら実践していくことで、体調は良くなっていきました。現在は、日常生活で腰痛を感じることはほぼなく、趣味のサーフィンやランニング、トレーニングといったスポーツも問題なく継続できています。

 

自分の体の現在地を知って、理想の体とのギャップを埋めていく

 

最初は腰痛をきっかけに始まった体への興味ですが、勉強をすればするほど知りたいことは広がっていきましたし、「一人ひとりに合った運動と体づくり」の必要性もより強く感じるようになっていきました。また、35歳からの3年ほどの間で父と妻の父を立て続けに病気で亡くす経験もしました。このことから、若いうちから健康のことをしっかり考え、予防しながら歳を重ねていくことの大切さも実感しました。

 

こういった経験を経て、「しっかり体の知識を持ったトレーナーになりたい」と猛勉強を重ね、アスレティックトレーナーの資格を取得(この資格については、改めて記事にしますね!)。周りのトレーナーと比べると少し遅咲きかもしれませんが、こうして本格的にトレーナーとしてデビューしたのです。

 

今、「人生100年時代」と言われています。同じ100歳まで生きるなら、いつまでも健康で自分の思った通りに動ける体でいたいと思いませんか? 体は“魂の乗り物”とも言えるものです。例えば、車であれば月に何度かガソリンも入れるし、車検やオイル交換など、チェックやメンテナンスをします。しかし、人間の体は、内臓など体内の状態は健康診断で定期的にチェックしますが、「スムーズに歩けるか」「肩甲骨はしっかり動いているか」といった機能面のチェックはほとんどありません。そのため、ある日突然四十肩や五十肩になって「もう腕が全然上がらなくて……」なんてことも起きてしまうのです。

 

 

ですから、「GROUND RULE.」では、まずは自分の“現在地”を知ることを大事にしています。運動を始める前に、その方の体の機能や状態がどのようになっているかをしっかりチェック。そして、「なりたい自分」との間にどんなギャップがあるかを私たちがしっかり見極め、その姿に近づけるよう指導をしていきます。これは、体づくりの場合も、ダイエットの場合も同じです。

 

また、運動好きな方もいれば、面倒だったり「極力動きたくない」と思っていたりする方もいるでしょう。前者であれば、体の機能を整えながらしっかり体を動かして、運動レベルを上げていきますし、後者であれば、あまり動かなくても鍛えられる効率的なやり方も一緒に探していきます。その方の性格と体にあった方法でトレーニングを指導するのでご安心ください(スポーツをする子どもたちやアスリートへの指導もしています。その話もまた改めて記事にしますね)。

 

 

10年後、20年後の自分をつくるのは、今の自分です。歳を重ねた自分も愛し、老いを楽しみながら生きていくためには、やはり健康は欠かせません。みなさんが健康な状態を持続していけるよう、このブログを通して健康や運動に関する情報発信を続けていきます。また、オンラインの「相談室」も開設しました。ビデオ会議でお悩みを伺いつつ、それらを改善するエクササイズやストレッチなどもお伝えします。また、最初は「GROUND RULE.」でパーソナルトレーニングを受けて、しっかり自分の体に合ったトレーニングを習ってから、近くの通いやすいジムに移るのも体づくりを続けていく良い手段だと思います。こういったことを上手に活用しながら、健康で機能的な体を目指しましょう!

 

投稿者:矢野 耕二

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