SDGsの目標をもとに、「自分たちにできること」を考えています

事業活動を通して、自分たちにできること

こんにちは。One Day Designの代表・矢野です。私たちは、SDGs(持続可能な開発目標)に先駆的に取り組む北九州市にある企業の一つとして、次の3つの目標を掲げています。

 

 

北九州SDGsステーション

 

SDGsには以前から興味を持っていましたが、こうして会社のこととしてしっかり考えるべきだと思うようになったのは、子どもたちとの会話がきっかけです。今の若い世代は学校でしっかりSDGsについて学んでおり、持続可能な社会を作っていく上での問題点などへの意識と関心が高く、詳しい。改めてSDGsについて考えてみるべく調べ始めると、仕事に通じることもたくさんと感じるようになりました。

 

そのように考えていた頃に、SDGsに詳しい方から話を伺う機会があり、「まずはちょっとしたことからでもいいので、できることから始めてみるといい」とアドバイスをいただきました。

 

 

そこで最初に取り組んだのが、目標14の「海の豊かさを守ろう」にもつながるペットボトルドリンクの提供を中止することでした。それまではパーソナルトレーニングジム「GROUND RULE.」の会員の方々にペットボトルで水を無料提供していました。しかし、その方法では年間でかなりの量のペットボトルを排出していると気がついたからです。そこで、会員の皆さんにはマイカップを持ってきていただき、ウォーターサーバーでお水を提供する方法に変えることにしました。小さな一歩かもしれませんが、これを機に自分たちにできることを前向きに考えていくことにしました。

 

 

One Day Designにできる3つのこと

 

こうして会社として事業を通してできることについて改めて考えていく中で、私たちが果たしていく役割と決めたのが、冒頭の3つ目標でした。

 

 

 

 

目標3の「すべての人に健康と福祉を」に関しては、今まさに私たちが行っていること。私たちは、いつまでも健康で若々しく、元気に動ける体づくりを目指してトレーニングや美容を提供しているので、事業活動そのものがこの目標に当てはまります。ただ、「すべての人」に提供できているかと言うと、まだまだと言わざるを得ません。でも、こうして目標に掲げることで、「少しでも多くの方々に、健康や福祉を提供できるようになるには、どうしたらいいだろうか」といった視点で事業についても考えるようになりました。

 

 

 

目標4の「質の高い教育をみんなに」に関しても、私たちの役割の一つだと考えました。現在の世の中には、健康や美容に関してさまざまな情報が溢れかえっています。その中で、不確実な情報に振り回されている人も多い。ですから、何が本当に正しいのかを伝えて、質の高い教育を行うのは、私たちが果たすべき役割なのではないかと思います。

そのように役割を整理してみると、こちらに関してもまだまだ発信が足りていないと感じます。多くの人に正しい情報を伝えるためには、まずはSNSでの発信を増やしていく。そして、企業でセミナーを行うなど、多くの人に向けて話す場を創出することも必要だと考えています。

他にも、子どもたちに体に関する正しい知識を伝えていきたいですね。健康に関する情報だけでなく、運動をする大切さなども伝えたい。運動はプロを目指す人のためだけのものではありません。子どもの頃から様々なスポーツに触れて、体の動かし方を覚えたり、運動する楽しさを知ったりすることは、人生においては有効なこと。そういったことを、子どもたちに伝えていく機会も作っていきたいですね。

 

 

目標8の「働きがい」に関しても、私たちの指導によって貢献できると考えています。健康な体になれば、仕事のパフォーマンスも上がるものです。実際、弊社のパーソナルジムのGROUND RULE.に通ってくださっている方の多くは、運動することが活力につながって、それが仕事のパフォーマンスにも生きているという方は多いです。

一方で、今、多くの企業で「プレゼンティズム」という問題が発生しています。これは、「出社しているものの、何らかの健康問題によって業務効率が落ちている状況」を言います。出社はしているけれど、集中力が低下していたり、半分眠っているような状態だったりといった人が増えていて、そのことが会社の経済成長に大きく影響しているのです。

 

 

ですから、私たちが企業に入って、健康的な生活を送れるようなトレーニングや生活習慣を指導をする。そうすることで、生産性が上がって、働きがいや生きがいなども見つけやすくなるのではないかと考えています。そういった、企業に対してのサポートができるよう、今は働きかけているところです。

 

活力あるまちづくりのお手伝いを

 

 

ここまでは、今の時点で私たちにできることと、事業活動に直結していることについて挙げました。これらに加えて、いずれは目標11の「住み続けられるまちづくりを」についても、アプローチしていけるようになりたいと思っています。

私たちの会社がある北九州市は、健康づくりに力を入れています。そんな北九州市で事業活動を行う私たちは、「活力のあるまちづくり」という面で貢献できるのではないかと考えています。まず、地域の人々に対する健康面のサポートができます。そして、スポーツで地域を盛り上げる面でもプロのスポーツ選手たちをサポートすることで、北九州市をスポーツで盛り上げることもできます。実際、そのための取り組みの一つとして、2024年4月から、プロ野球独立球団「北九州下関フェニックス」チームとのサプライヤー契約を締結。選手たちの体づくりをサポートしています。こうした活動を通して、北九州市だけでなく、福岡県を、九州をより良いまちにしていくお手伝いができればいいと思っています。

 

 

 

目指しているのは、誰もが笑顔で健康に過ごせる未来

私たちOne Day Designが目指しているのは、未来につながる「予防」です。人が生きていく上で必要なものは様々ありますが、健康な体はすべての資本となるもの。その、健康面での支援こそが、私たちにできる一番のことだと思っています。

 

私たちは元々、「ピース(個)を繋ぎ、ピース(PEACE)が生まれる社会へ」をビジョンとして掲げています。だからこそ、今できることにしっかりと取り組んで、目指す未来の道筋を作っていきたい。そう考えています。また、自分たちだけでなく、志を同じくする人たちと協力して進めていけたらとも思っています。この想いが、家族や隣人に広がり、それが地域から社会全体へ、そして最終的には世界へと広がっていく。そんな世界を目指しています。

「SDGs」と聞くと、非常に大きな目標だし、なかなか自分の仕事や活動とのつながりが見えない気がしてしまうかもしれません。しかし、きっと皆さんが今取り組んでいることも、きっとSDGsのどれかにつながっているはずです。

 

一緒にSDGsについて考えながら、手を取り合い、より良い地域や未来を作っていきたいものですね。

 

 

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多くの方に、身体的にも精神的にも健全で満たされた人生を送っていただけるよう、
One Day Designではヘルスケア事業を中心にさまざまな事業とサービスを展開しています。

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